旧門司三井倶楽部は、三井物産の社交倶楽部として1921年に建てられた木造建築物である。構造は木造2階建て、ハーフティンバー様式と呼ばれる様式で、木造の骨組みがそのまま外観のアクセントとなっており、大正ロマンが感じられる貴重な建物である。内装は各部屋には暖炉があり、ドア枠、窓枠、階段の柱などに幾何学模様のアールデコ調の飾りが施されている。1990年には国の重要文化財に指定された。また、アインシュタイン博士が講演のために来日した際、旧門司三井倶楽部に宿泊したこともある。2階にあるその部屋は、現在はアインシュタイン メモリアルルームとして当時の様子を再現し、一般に公開されている。2階には他にも門司出身の女流作家、林芙美子の資料室もある。1階には、和洋レストラン 三井倶楽部があり、門司港名物の焼きカレーや魚介の創作料理などが食べられる。アクセスは、車の場合は九州自動車道「門司IC」より約8分、またJR「門司港駅」からは徒歩約1分である。
- キャパシティ(座席数)
- 104席
- 住所
- 福岡県北九州市門司区港町7-1地図
- アクセス
- JR門司港駅 徒歩1分
- 駐車場
- あり
- 公式サイト
- http://www.mojiko.info/spot/mitui.html