宝生能楽堂は、東京都文京区本郷の宝生会館内にある能楽堂である。最初の能楽堂は、1913年に神田猿楽町に創建されたが、関東大震災で焼失。その後、現在の能楽堂の地となる松平頼寿伯旧邸跡地が提供され、財政会の支援もあり1928年に「宝生会能楽堂」が完成したが、東京大空襲で再び焼失した。幾多の苦難を乗り越え、現在の能楽堂は1978年に、全国流友の多大な寄付と宗家の献身的な協力のもとに完成。宝生流の中心拠点として、また他流の催しにも活用され能楽の普及、発展の活動の場となっている。能楽堂の舞台は、日本の伝統美を盛り込んだ檜造りの舞台で、座席数は490席。2013年には、観客席を舞台が映えるアースカラーに、そして長時間の鑑賞にも快適な座り心地の良いシートにリニューアルした。館内には、広々としたロビー、売店、喫茶「宝生グリル」などもあり、鑑賞の合間にくつろぐことができる。アクセスは、JR「水道橋駅」東口より徒歩3分、地下鉄都営三田線「水道橋駅」A1出口より徒歩1分である。公共交通機関の利用を推奨している。
- キャパシティ(座席数)
- 490席
- 住所
- 東京都文京区本郷1-5-9地図
- アクセス
- JR水道橋駅東口より徒歩3分
- 駐車場
- なし
- 公式サイト
- http://www.hosho.or.jp/nohgakudo/