大江能楽堂は、京都府京都市にある能楽堂である。1908年に、後の竹雪・能楽観世流大江家5世又三郎が創立し、1919年に現在のスケールに改築された。先の大戦中の強制疎開によって武者窓のある二階建ての楽屋と住居部分が取り壊されてしまったが、幸運にも舞台・見所部分の取り壊しが終戦の日にあたったことで、昔の姿のまま残すことができた。老朽化の影響で改修を重ねながら、2001年には明治の面影を維持する形で基礎となる部分の大改修を行った。全国各地に多くの能舞台があるが、この能楽堂の鏡板の松には梢も株も描かれていないのが特徴。作者の国井応陽が創立者の竹雪へ「これから根をはり、枝を伸ばして葉を茂らせ、力強く発展していけるよう精進してほしい」という願いが込められているからである。この会場は年に4回大江定期能を開催している他、親子や修学旅行生を対象とした講習会も行っている。アクセスは地下鉄東西線「市役所前駅」より徒歩4分。烏丸線「烏丸御池駅」より徒歩5分。京阪電車「三条駅」より徒歩15分。無料駐車場が2台分完備。
- キャパシティ(座席数)
- 約400名
- 住所
- 京都府京都市中京区押小路柳馬場橘町東入地図
- アクセス
- 京都市営地下鉄東西線「京都市役所前駅」より徒 4分 京都市営地下鉄烏丸線「烏丸御池駅」より徒歩5分 京阪電鉄本線「三条駅」より徒歩15分 駐車場 あり
- 駐車場
- 2台
- 公式サイト
- http://www.asahi-net.or.jp/~tn4m-ooe/