太宰治記念館「斜陽館」は、青森県五所川原市にある小説家・太宰治の生家であり記念館。太宰治の父・津島源右衛門が1907に建築した和洋折衷・入母屋造りの建物で、明治期の名棟梁といわれた堀江佐吉が設計した。青森ひばを使用したどっしりとした重厚感のある建築物で、明治期の木造建築物としても貴重な建物だ。戦後1950年から1996年まで46年間、旅館として太宰ファンに親しまれ、その後1998年から現在の太宰治記念館となっている。2004年12月には国の重要文化財に指定された。2006年からはNPO法人かなぎ元気倶楽部が管理・運営している。太宰が誕生する2年前に建てらており、彼の幼少期を知ることができる場所だ。蔵を利用した資料展示室には、太宰が整然着用していたマントや初期作品原稿、初版本など貴重な資料が展示されている。館内では職員による巡回説明を無料で実施している。アクセスは津軽鉄道「金木駅」より徒歩7分。赤い屋根が特徴的な豪邸だ。
- 住所
- 青森県五所川原市金木町朝日山412-1地図
- アクセス
- JR弘前駅奥羽本線・五能線→五所川原駅 津軽鉄道→金木駅 太宰ミュージアム
- 駐車場
- あり
- 公式サイト
- http://dazai.or.jp/modules/contents/class-a01.html